欅坂46の6thシングル「ガラスを割れ!」に収録された、平手友梨奈のソロ曲「夜明けの孤独」
平手友梨奈のソロ曲は「夜明けの孤独」で4作目。今作はいつにもまして、心の奥底に迫ってくる感じがしますね。
夜明けの孤独は平手友梨奈の感情が描かれている。
そんな風に感じた方も多いかもしれません。それもそのはず。例の平手友梨奈ブログです。
夜明けの孤独と平手友梨奈ブログの関係性とは?
夜明けの孤独を聴いてまず思い出したのが、欅坂46公式ブログ、平手友梨奈の2017年12月15日の投稿です。一部抜粋してみます。
その心を大切にしたい。
時はとまっていない世界にいる。
生きるとは…
僕は自分に正直に生きたい
(平手友梨奈公式ブログより)
この投稿、当時かなり話題になりました。アイドルブログらしからぬシリアスな投稿に、てちのメンタル面を心配する声も。
ただこういう繊細な感情は、10代の若者だったら共感する部分もあるんじゃないかと思います。
「夜明けの孤独」歌詞を作詞したのは…
「夜明けの孤独」に限らずですが、坂道グループ…というかAKB関連の楽曲すべての作詞を手掛けているのが、秋元康だということは皆さんご存知の通り。
この「夜明けの孤独」の歌詞は、平手友梨奈のブログ投稿があって生まれた曲じゃないかと。
何かシンクロするところがありますよね。
しかもちょっと深読みすると、平手友梨奈の深層心理が見えてくるような?
平手友梨奈は孤独なのか?
公式ブログの投稿では、「生きるとは…」という問いかけのような呟きがありました。
この問いかけに対し「夜明けの孤独」の歌詞は明確に、
生きるとは孤独になること
だと言っています。この言葉の真意は…?
これはもう、欅坂46の一連の作品のテーマと言っても過言ではないでしょう。
つまり、自分の意志で生きることです。
群れの中にいれば安心だけど、本来の自分はどんどん見失っていく。
自分が本当に心の底から望んでいることを実現しようとしたら、孤独になることは必然です。
それくらい、自分の意志を貫くことは痛みを伴うことだと。
孤独になることを恐れず、自分の意志を貫いて生きるのか。それとも大人や周囲の空気に合わせて、安全な道を行くのか…
欅坂46…そして平手友梨奈という人は、正にこの葛藤を体現している人だと思います。
24hコスメCM
「夜明けの孤独」はタイアップが付いてます。てちが一人でCM出演している、24hコスメです。
このCMでは明確に、大人の作った世界には従わないと言っていますが…。
だけどそうは言っても、大人の作ったアイドルグループに在籍していることが、平手友梨奈の葛藤そのものだと思います。
ぜんぶ秋元康の筋書きなんでしょ?って思う人が大半だと思いますが、恐らく真相はそうじゃない。
秋元さんの想定を超えて起こることに、表現を合わせに行っている。
最初から平手友梨奈を「大人への反抗」っていうモチーフで売り出そう!って感じじゃなくて、平手友梨奈の中に芽生えた「大人への反抗」という要素に、表現を寄せていってるんだと思います。
それも踏まえて秋元さんの筋書き通りと言えなくもないですが。
夜明けの孤独 MVは?
夜明けの孤独はMVあってもよさそうなもんですが、MVは無いんですよねぇ…残念。YouTubeで見ても、公式の動画は上がってません。
ただ先ほどの24hコスメの動画が、MVっぽい感じもしますよね。
ちなみに作曲は川浦正大さん。欅坂だと「ひらがなけやき」、乃木坂46「何度目の青空か?」の作曲者でもあります。
CD発売日に「夜明けの孤独」を聴いて朝になる
夜明けの孤独が収録されている「ガラスを割れ!」は、2018年3月7日(水)に発売しています。
この日CDを買った人は恐らく、夜明けの孤独を聴きながら、孤独な夜明けを迎えたんじゃないでしょうか?…なんて。
でもあまり表には出さないけど、こういうしんみりとした感じ、じっくり味わってるファンもたくさんいるんじゃないかなと思います。
握手会だけが欅坂46じゃないですよね。
曲の世界に浸る楽曲派も唸る「夜明けの孤独」
眠れなくて空が明るくなってくるとき、てちの声が耳に響きます。
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さらに曲を堪能するなら、やっぱりライブも…