石垣島を中心とする八重山諸島。この南の果てに、北の果て、北海道が突如現れました。今回は2014年に行った沖縄、八重山諸島、黒島の旅をご紹介します。
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南の果ての北の果て 黒島
黒島の場所はこちら。石垣島からは高速船で約30分。
以上3社から船が出ています。
ハートアイランド黒島
島の形がハートの形に似ているということで、ハートアイランド。行政はハートアイランドをコンセプトに、観光に力を入れたいそうですが、地元に方に聞いてみると、黒島はこのまんまでいいと。肩肘はらずにのんびりやっていきたいようです。
石垣島や竹富島は大分観光地の雰囲気がありますが、黒島は確かに手つかずという感じがします。
だからこそ、のんびりできます。何もない贅沢を堪能できます。
黒島の海
何もないとは言っても、海はもちろん超絶綺麗です。
私が行ったときは干潮で、広大なリーフが広がっていました。ここを歩くだけでもかなりの非日常感を味わえます。
アーサがそこかしこにありました。宿のご主人に誘われて行ったんですが、普通なら通らないような道を抜けて行きました。さすが地元の方です。その道を通らないと、この広大なリーフには辿り着けなそうです。
黒島の牛
黒島といえば牛。年に一度牛祭りが開催されています。普通に道を牛が横切っていました。
黒島の牧場
黒島の人口は約200人。大して牛は約3000頭とも…。黒島の風景が北海道のように見えるのは、牛がたくさんいて牧場があるからなんですねぇ。 北海道も好きなので、南の島に来て北海道感を味わえて、2度おいしかったなぁ。
黒島の集落
集落はいくつかあって、沖縄の離島の集落そのものですね。集落は沖縄だけど、ひとたび集落を離れると…
北海道に様変わり!この景色のコントラストが黒島の面白いところです。
黒島の道100選
県道213号線は日本の道100選に選ばれています。自転車で壮快に走り抜けました!気持ちよいです。
黒島の人のやさしさ
黒島は結構広いので自転車は必須です。私は宿で自転車を借りられたので、のーんびり島を見て回っていると、パン!という鈍い音。自転車がパンクしていまいました…。集落から外れた牛しかいない道で、途方に暮れましたねぇ。
なんとか集落まで引っ張って行きましたが、ケータイも持たず着の身着のままでした…。売店で訳を話すと、宿に電話してくれて、宿の方が軽トラに新しい自転車を積んで来てくれました。
サービスとしては普通なのかもしれないけど、遠い離島で人のやさしさに触れた瞬間でした。
黒島に住む移住者
夜中に宿に人が集まってきて酒盛りをしていました。聞くと関西からの移住者とのこと。空き家をちゃんと手入れする変わりに、ほぼ無料で住んでいると仰っていました。黒島の魅力は、やはり何もないところ。のどかでのんびりしているところ、とのこと。
逆に言うと刺激は無いんですが、ゆっくりと、じっくりとのんびり過ごしたい方にはうってつけの場所ですね。
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おわりに
何もない贅沢を味わうなら黒島です。石垣島から約30分、日帰りで十分行けます。もちろん宿泊でも。
何もない分、夜は満点の星空。
を期待して行ったんだけど、私はどんぐもりで見れませんでした…。いつかリベンジするぞ!