伊豆 “大島” に行ったことはありますか? 温泉で有名な伊豆には行ったことがあっても、伊豆大島に行ったことがある人は少ないかもしれません。実は伊豆大島はとってもお手軽に行けるのに、都会の喧噪から離れた非日常感を味わえます。
人がごった返す休日のレジャーを避けて、のんびり時間が流れる伊豆大島の旅はいかがでしょう?しかも案外安いです。
今回は実際に私が行った伊豆大島をご案内いたします。
※ちなみに今回の旅は東京発の内容です。
- 伊豆大島の場所
- 旅の基本データ
- 伊豆大島へのアクセス
- 東海汽船の株主優待で格安旅行!
- 雨宮レンタカー
- 伊豆大島の概要
- 三原山
- 裏砂漠
- 野田浜の夕日
- 椿花ガーデン リス園
- ブランブルー和(なごみ)
- ドラマチックなシーンに遭遇
- おわりに
伊豆大島の場所
南の島のイメージですが、実はとても近いです。行政区分としては「東京都」です。地理的には、伊豆半島の南端よりも首都圏に近いですね。
でも本州とは違う、島独特の雰囲気がありますよ。
旅の基本データ
【行った時期】
- 2015年3月26日〜3月27日(1泊2日)
【人数】
- おとな2名
【移動手段】
- 東海汽船(ジェット船、フェリー)
- レンタカー(島内移動)
【宿泊施設】
- ブランブルー和(1泊朝食付き)
伊豆大島へのアクセス
伊豆大島に行く方法は2つ。調布飛行場から新中央航空の飛行機で行くか、東海汽船の船に乗るか。
飛行機だとわずか25分!往復で22,000円。(2016年2月現在)
今回は船旅を楽しみたかったので、行きはジェット船、かえりは大型フェリーを利用しました。
【船の乗り場】
- 東京:竹芝客船ターミナル(JR浜松町駅かゆりかもめ竹芝駅が最寄)
- 伊豆大島:元町港or岡田港
【所要時間】
- ジェット船:約2時間
- 大型フェリー(東京発夜行便):約8時間(22時乗船、翌6時着)
- 大型フェリー(昼行便):約5時間 ※寄港箇所による
※東京発は夜行便のみ。
【料金】
- ジェット船:片道7,490円
- 大型フェリー(2等):片道4,630円
※2015年3月旅行当時の値段
料金は頻繁に改訂されており、時季によっては観光復興支援金の適用等もあるので、東海汽船のHPで確認するのをおすすめします。ちょっとややこしいので、電話で問い合わせるのが早いかもしれません。
今回の船の料金はやや割高でした。しかし、ネットで検索しまくった結果、もっとお得に行ける方法を発見!
東海汽船の株主優待で格安旅行!
東海汽船の株主優待券を使用すると、
運賃が35%引き!
優待券は金券ショップやネットオークション等で買えます。オークファンで落札相場を確認するとだいたい1枚200円程度。私は新宿西口の金券ショップをまわって、1枚180円でゲットしました。
注意として、優待券には有効期間があるので必ず確認すること!今回の料金を35%割引して、優待券の購入額を合わせたものが、実質運賃になるので計算すると…
- 行き:7,490円→5,949円
- かえり:4,630円→3,190円
- 合計:12,120円→9,139円
往復で合計すると、約3,000円お得です。※2016年2月現在では運賃が安くなっているので、同じ条件だと合計5,684円!で済みます。
雨宮レンタカー
伊豆大島にはいくつかレンタカー会社があります。今回は雨宮レンタカーさんを利用しました。料金は2日で11,000円。(軽自動車)港の駐車場まで車を持って来てくれていました。その場で説明を受けて、そのまま乗車。
お店に寄って手続きする時間を短縮できました!
伊豆大島の概要
伊豆大島は島1週道路がぐるりと走っています。1週道路を軸に、行きたいスポットに寄っていく流れになると思います。伊豆大島のマップは下記のサイトが見やすいです。
三原山
伊豆大島のシンボル、三原山。まさに雄大です。写真は山頂口から撮ったもの。山頂口から伸びる道を歩いて火口展望台まで行けます。
山頂口までは車で行けて、観光バスも停まれる大きな駐車場があります。また、山頂口に行く途中の7合目の大島温泉ホテルでは、日帰り入浴を楽しめます。
露天風呂では写真のような雄大な景色を見ながら、ゆーっくりと温泉に入れますよ。
裏砂漠
ここは日本なのか?と思うほどすごい風景です。植物がほとんど生えていないので、月面のよう。行ったことないけど。
さきほどの地図で言うと、右下の「月と砂漠ライン」を三原山方面に進むと、小さな駐車スペースがあります。そこから歩いて約15分〜20分ほどで裏砂漠の景色がだーっと広がります。
勾配はほぼ無いので普段着で大丈夫ですが、ヒールの靴等はさすがに辛いかもです。
野田浜の夕日
地図で言うと左上の方ですね。サンセットパームラインを北上したところに小さな駐車場があります。日の入り時間をチェックして、頃合いを見て来ると良い感じの夕日が拝めます。
地元の若いお兄さんがひとり颯爽と現れて、煙草に火をつけて夕日を眺めていました。
素敵やん。
椿花ガーデン リス園
リスとウサギがいます。ウサギは直に触れ合えるコーナーがあり、エサを買うとすごい勢いで寄ってきます。かわいいぜ。
園内にはこんなスペースもありました。向こうに見えるのは富士山。のんびりチェアに座ってうたた寝しました。
ブランブルー和(なごみ)
宿はこちら。1泊朝食付きで、ひとり9,800円。今回は東京都の宿泊割引制度を使用したので、ひとり3000円割引されました。宿泊割引は2016年3月31日まで継続しているようです。詳しくは下記サイトへ。
伊豆大島へ遊びに行こう!/東京の観光公式サイトGO TOKYO【追記】現在は終了しています。
お部屋は離れの建物にあって、和モダンという感じ。普通の温泉旅館のお部屋よりも、明らかにグレードが高いのが分かります。某女優さんもゆっくり泊まりに来ることがあるのだとか。
応対していただいたのは女将さんはとても親切でした。朝食は島の食材を使った料理で、ボリュームもあり大満足でした!
ちなみに夕食は下記のお店でいただきました。
暖炉があるログハウス。とっても雰囲気のあるお店。え?ここ入るの?という道を通りますが、臆せず突き進むべし。
ちなみにブランブルー和は、楽天トラベルが安かったです。
ドラマチックなシーンに遭遇
島を離れる学校の先生を見送る生徒たち。テレビでしか見たことのない光景を目の当たりにしました。感動的でしたね。
皆大声でありがとうと叫んでいました。思わずもらい泣き。船っていうのがなんともドラマチック。
青春。
おわりに
最後に旅行代金内訳をば。
【交通費】
- ジェット船+フェリー 9,139円(株主優待券使用)
【レンタカー】
- 5,500円 ※1人あたり
【宿泊費】
- 6,800円(東京都の宿泊割引適用) ※1人あたり
【飲食代、入浴代、ガソリン代など】
- 約7,000円
【合計】
- 28,439円
宿泊施設も綺麗だったし、そんなにケチケチしなくても3万円を切りました。2016年2月現在では、東海汽船の運賃も下がっているし、ガソリン代も安い。宿ももう少し安いところに泊まればもっと安くなりそうです。
ちなみに検索すると格安ツアーも多々ありますが、私は株主優待券を使ったこの方法の方が安いと判断しました。週末の2日あればお手軽に行ける伊豆大島の旅。
渋滞もありませんので、近場の旅を探している方におすすめです。
他にも日常からトリップできる旅行は下記よりどうぞ。
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