アイドルとはどういう人の事を言うのでしょう。
可愛い、女の子らしい、ファン想い、笑顔が素敵、それがアイドルなのでしょうか。
乃木坂46の井上小百合さんはアイドルらしいアイドルだし、女の子らしい女の子です。
井上小百合さん程アイドルな人はいないような気がします。
でも彼女の誠は男の子なんです、と聞くと驚きですよね。
一体どういう事なのでしょう。
井上小百合さんについてまとめてみました。
井上小百合の選抜曲は?
- ぐるぐるカーテン
- おいでシャンプー
- 走れ!Bicycle
- 制服のマネキン
- 君の名は希望
- ガールズルール
- 夏のFree&Easy
- 太陽ノック
- 今、話したい誰かがいる
- ハルジオンが咲く頃
- サヨナラの意味
- インフルエンサー
- 逃げ水
- いつかできるから今日できる
- シンクロニシティ
デビューから6作品連続選抜。全体でも20曲中15回の選抜を経験しております。
井上小百合の選抜のポジションは?
選抜曲 | ポジション | シンメ |
ぐるぐるカーテン | 3列目左から3番目 | 西野七瀬 |
おいでシャンプー | 3列目中央(3列目のセンター) | |
走れ!Bicycle | 3列目中央右側 | 市來玲奈 |
制服のマネキン | 3列目中央右側 | 深川麻衣 |
君の名は希望 | 3列目右から3番目 | 深川麻衣 |
ガールズルール | 3列目右から2番目 | 深川麻衣 |
夏のFree&Easy | 3列目右から2番目 | 井上小百合 |
太陽ノック | 3列目左から3番目 | 星野みなみ |
今、話したい誰かがいる | 3列目左サイド | 桜井玲香 |
ハルジオンが咲く頃 | 3列目左か2番目 | 若月佑美 |
サヨナラの意味 | 3列目右から2番目 | 北野日奈子 |
インフルエンサー | 3列目右から2番目 | 樋口日奈 |
逃げ水 | 3列目左サイド | 伊藤万理華 |
いつかできるから今日できる | 2列目右から2番目 | 桜井玲香 |
シンクロニシティ | 3列目左サイド | 寺田蘭世 |
井上小百合さんは6枚目シングル『バレッタ』でアンダーメンバーになりました。
でも彼女は下を向いてはいませんでした。
我慢の時期だと割り切って頑張っていこうとしてました。
そんな井上小百合さんを見てる人は見ているんですね。
この後舞台にでています。その舞台に出演中に9枚目シングルで選抜に戻ります。
しかしその後アンダーになりますが、この時井上小百合さんの代表曲である『あの日 僕は咄嗟に嘘をついた』でセンターを務め、一段と強くなっていきました。
12枚目に選抜に返り咲いた時、井上小百合さんはこう述べています
「アンダーになってグループを客観的に見るようになってから、自分がどういうポジションなのかとか、必要性とかすごく考えるようになったので、アンダーで学んできたものを出さなきゃいけないなと思います」
アンダーを経験するからこそ、色んなものが見えて来るのでしょうね。
前に出る為の自分の個性とか、乃木坂全体で見た時の自分の立ち位置とか。どう見られていて何をするのかとか。
19枚目シングルにて初の十一福神になりました。『あさひなぐ』の舞台・映画の主題歌のシングル。舞台経験豊富な井上小百合さんだからこそ福神入りしたんですよね。
井上小百合のあれこれ
色々と器用なさゆにゃん
学生時代は吹奏楽と軽音楽をやっていて、軽音楽ではボーカルを担当し、JUDYANDMARYやELLEGARDENなどのコピーバンドをやっていたそうです。
吹奏楽では、テナーサックスを担当。
中学時代にはコンサートミストレス、高校時代は指揮者をやっていたそうです。
また井上小百合さんはダンス七福神にも選ばれていました。
でも驚くことに他の6人はダンス経験者だったが、井上小百合さんだけはダンス未経験だったそうです。
他にも空中ブランコを成功させたり、さゆにゃんこスターでのリズム縄跳びとかすごくよかったですよね。
そして井上小百合さんの代名詞と言えば戦隊ヒーローが大好きな事です。
「さゆ正義!」
アメトークまで出演して、完全に自分のモノにしています。
でもなんで、こんな男の子みたいな趣味なんでしょうか。
井上小百合の出生
井上小百合さんは埼玉県本庄市出身で、父親から“小百合”と名付けられました。
その由来は、井上小百合さんが生まれた時、庭の隅に種も蒔かれていないのに小さな百合の花が咲いていたからだそうです。
兄弟は、兄が3人と妹1人。
だから兄からの影響も大きかったのでしょう。
だから兄の服を着ていたそうです。
だから女の子女の子するのは「うえぇ~」と吐きそうなくらい、苦手なそうです。
あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
でも井上小百合さんって、一番女の子らしい女の子ですよね。
でもそれはアイドル井上小百合を演じていたのか。
アイドルだから「ニャン」と、あの日僕は咄嗟に嘘をついたのか。
でもただ井上小百合さんってジーパン履いているイメージがあります。
ただ可愛いをするときはアイドルであったのかもしれません。
そんな井上小百合さんにある面白い逸話があります。
2015年『すべての犬は天国へ行く』という舞台がありました。
この舞台、自殺や殺し合いの果てに男が死に絶え、女だけの街にいる古びた居酒屋を舞台に、残った女たちの狂気をシリアスかつコミカルに描いた西部劇です。
元々は美保純さんなどの実力派の個性派俳優が演じたものを、アイドルである乃木坂がリメイクしたのです。
だからこういう表現が正しいか分からないが、可愛いという意味の固定のイメージのアイドルではない、実力派なアイドルの演技が求められる舞台だったと考えます。
そういう境遇に合ったからこそ、“犬メン”のメンバーって、すごい仲間なんだろうなと感じました。
その中で井上小百合さんは、余所者エルザを演じました。
余所者の為その街で起こっている事は観客と同じように分からない。
だから観客と同じ視点でその世界に入って行く。
ここから井上小百合さんは演者と観客の両方の視点を養い、それを自身に置き換え、アイドルはアイドルと線引きしていた自身を見直したという。
私が考えるに、アイドルとは可愛い。
女の子らしいというのがある。
それでいて井上小百合さんはそのど真ん中にいる子だと、その容姿や雰囲気からそう感じられます。
だから観客の期待に応えてそうなっていく。
でも本当の自分は兄の影響を受けていて、実は男の子ぽいというのが本当の井上小百合なのです。
だから井上小百合さんはアイドルの自分と、本当の自分とを線引きしていたのです。
でもこの舞台の経験から、そういうのをやめて本当の自分をさらけ出そうと思ったのだと思います。
それが2016年2月21日の『乃木坂工事中』ではないかと思います。
でもこれでいいと思います。
リアルな井上小百合さんをファンは見たいと思うから。
これからのさゆマッチョ
舞台『あさひなぐ』で井上小百合さんは、映画版では桜井玲香さんが演じた”八十村将子”役を演じました。
この役は男ぽい女子なので、このリアル井上小百合さんと通じる部分があるのかもしれません。
飾らないありのまま井上小百合さんのパフォーマンスをこれからも見ていきたいですね。
どこにいても百合の花のように輝いています。
そんな井上小百合さんを色んな場面で見てみたいです。