今この日本で1番の美女って誰ですか?
桐谷美玲さんですか。石原さとみさんですか。佐々木希さんですか。
でもたくさんの人がこの人を思い浮かべたのではないでしょうか。
白石麻衣さんを。
美の巨人、白石麻衣
乃木坂46が世の中に出て来た時に1番最初に顔を出したのは、まいやんこと白石麻衣さんだった。
人の印象を作る8割は初対面だと言われています。だから乃木坂46のイメージを作ったのは白石麻衣さんではないでしょうか。
だって、乃木坂46を詳しく知らない人でも、美人集団のイメージがありますよね。
それは白石麻衣さんが作ったイメージなのではないのでしょうか。
そんな白石麻衣さんについて、まとめていきたいと思います。
白石麻衣の選抜曲は?
さて、白石麻衣さんの選抜曲はというと・・・・全シングルです。ぐるぐるカーテンから新曲の20枚目シングル『シンクロニシティ』まですべてで選ばれています。
全シングルで選抜入りしているのは、松村沙友里さんや桜井玲香さん、生駒里奈さん、西野七瀬さんがいますが、全シングルで福神入りをしているのは白石麻衣さんのみです。
福神とは、AKB48の選抜総選挙では16位までが選抜となります。その中で7位までを神セブンと言われます。この神セブンというのが、乃木坂46では福神と言われます。
白石麻衣の選抜のポジションは?
曲名 | ポジション | シンメ |
ぐるぐるカーテン | 2列目左から2番目 | 松村沙友里 |
おいでシャンプー | 2列目左から2番目 | 松村沙友里 |
走れ!Bicycle | 2列目中央右 | 西野七瀬 |
制服のマネキン | 2列目中央裏センター(トップ下) | |
君の名は希望 | 2列目中央裏センター(トップ下) | |
ガールズルール | センター | |
バレッタ | 1列目右から2番目 | 橋本奈々未 |
気づいたら片想い | 1列目右から2番目 | 橋本奈々未 |
夏のFree&Easy | 1列目右から2番目 | 橋本奈々未 |
何度目の青空か? | 1列目右から2番目 | 西野七瀬 |
命は美しい | 1列右から2番目 | 橋本奈々未 |
太陽ノック | 1列目右サイド | 橋本奈々未 |
今、話したい誰かがいる | ダブルセンター(左) | 西野七瀬 |
ハルジオンが咲く頃 | 1列目左から2番目 | 西野七瀬 |
裸足でSummer | 1列目左から2番目 | 西野七瀬 |
サヨナラの意味 | 1列目左から2番目 | 西野七瀬 |
インフルエサー | ダブルセンター(左) | 西野七瀬 |
逃げ水 | 1列目右から2番目 | 西野七瀬 |
いつかできるから今日できる | 1列目左サイド | 堀未央奈 |
シンクロニシティ | センター |
6枚目シングル『ガールズルール』では、当時乃木坂46は生駒里奈さんの絶対的なセンターで、その舵取りをしていました。
今までずっと2列目だった白石麻衣さんがセンターになったのは衝撃的でした。
これは乃木坂46としての分岐点となり、新しく乃木坂46が生まれ変わる瞬間であったと思います。
その舵取りを任されるのは相当のプレッシャーだったと思います。
「たくさんプレッシャーとか背負っていかなければいけない事もあると思うんですけど、ここのポジションに立たせてもらうからには一生懸命頑張りますし、たくさんの方に見てもらってちゃんと認めてもらえるように、精一杯頑張っていきたいと思います」
と涙一杯うかべながら話していました。
シンクロニシティと白石麻衣
その5年後に、白石麻衣さんは『シンクロニシティ』で2回目の単独センターになりました。
「私で大丈夫かなという不安はあるし、すごく緊張はするんですけど、でもやっぱり生駒ちゃんもラストシングルだったり、新しく3期生が選抜に入った子もいるので、みんなで力を合わせて20枚目シングル、いいシングルに導いていければいいなと思います」
と涙をうかべる事もなく、本当にいいものを作ろうとするプロフェッショナルに成長していました。
バナナマンの設楽さんが言うように、まさにザ乃木坂(いま日本トップにいるトップアイドルである乃木坂46の顔・中心、それは日本トップに君臨するという事)なのでしょう。
白石麻衣にまつわるアレコレ
等身大の白石麻衣
白石麻衣さんというと、クールビューティーなイメージがありますが、実際メンバーやお姉さんの話ではまったくそうではないようです。
楽屋ではメンバーのお尻を触ったりツッコミを入れたり、ファンの間でも有名な「ハフ~ン」のように、天真爛漫なのです。
また、白石麻衣さんの見た目からだとすごいオシャレで上質な部屋に住んでいそうですが、お姉さんは収納下手で捨てられない人だとか。思ったより雑な部分というか、私たちと共感できるものを持っているんじゃないかと感じました。
また、ツアーとかでは現地の名物をメンバーと食べに行ったり、写真集の撮影のロスでも美味しいものを食べに行ったりしていたみたいです。
結構モデルさんって撮影前は食を控えたりしますけど、白石麻衣さんはそうではない。食べたいものは食べるって感じですね。なんか自由で面白い人ですね。
君の名は希望
” 女子大生が選ぶなりたいアイドルの顔ランキング1位”。写真集は29万部突破で、今世紀最大のヒット。レコード大賞に紅白と誰もが憧れるステージのその中心に彼女は立っているのです。でもそれは美人だから当然なのでしょうか。
白石麻衣さんは幼い頃は新聞紙を丸めて暴れ回る程の活発な女の子だったそうです。
写真集の撮影の際も、バスに虫が入って来て、女性スタッフがキャーキャー暴れまわる中、スッと掴んで、スッと外に逃がしたそうです。その美しさからは想像できないほどの自然児いや、“野生動物みたいですねぇ~”な部分もあるみたいです。
そんな野生動物みたいな子が、中学2年生の後半から引き込まりになってしまったのです。先輩や女子テニス部からの嫌がらせや罵倒を浴びせられて心を閉ざし始めてしまったのです。白石麻衣さんは過去の自分は嫌いだとはっきりと言っています。
高校から群馬から出てリセットして、それから音楽の専門学校へ進学。その時の先生の勧めで乃木坂46のオーディションを受けたそうです。転がって来たボールを拾うように勧められて。
この時本人は落ちたかったと思っていたそうです。やってやろうという強い気持ちを持つ子たちの中にいていいのかと。
白石麻衣さんのお母さんが打たれ弱い子だと言っています。そんな彼女にとってその場所はどう映ったのだろうか。笑顔の奥に潜む鬼が見えたのだろうか。乃木坂46とは厚い雲、悲しみの雨なのだろうか。
でもそう見えたのは間違いではないのかもしれません。日々変動する選抜。仲間は競争相手。ついていけない。ダンスが覚えられない。それをエンターテインメントとしてさらされる。毎日が辛いと思ったでしょう。
白石麻衣さんもいつ辞めよういつ辞めようと思っていたそうです。でも気づけばもう7年の月日が経っています。
白石麻衣さんが卒業について、2017年11月の「おしゃれイズム」でこう語っています。
「卒業はいずれかはするので考えたりはします。乃木坂の事も大事ですし、自分の将来も大事にしたいという時期なので、でももうちょっとは乃木坂で頑張りたいかなとは思ってます」この辛さから逃げようなんて全く考えていません。むしろ乃木坂を引っ張って、そして前向きな卒業をしようと考えています。
美人だけだったらもう乃木坂にいません。その苦悩を乗り越えてきたからこそ、これだけの功績があるのです。その努力こそが白石麻衣を作っていったのです。希望という明日の空を目指して。
白石麻衣の明日の空
白石麻衣さんは写真集『パスポート』の中で、乃木坂でまだやり残したことがあると語っていました。だからまだすぐに卒業する訳ではないようです。
また演技やファションブランドを作りたいとか、音楽でも歌だけじゃなく、可能性を広げていかないともったいないとも語っています。ただまだしっかりとしたものが決まっている訳ではないようです。
でもどこに行ったて、白石麻衣の凄さを見せつけてくれるような気がします。写真集にしても、『やれたかも委員会』にしてもそれを感じられます。
明日の空が青く晴れ渡っています。
雲ひとつなく。